高知城は土佐藩初代藩主
山内一豊によって建てられた
3層6階の
天守を持つお城。
享保12年(1727年)に大火にみまわれ焼失、
寛延2年(1749年)に再建。
江戸時代以前に建設された
天守が残る
現存12天守の一つなのであります。
高知城そんな
南国土佐に
行った気分になる
お城を探しました。
見つけました。
そのお城は、
静岡県
掛川市にある
掛川城。
掛川城掛川城は、
高知城と同じく
山内一豊が
1590年(天正18年)に豊臣秀吉により
掛川に配置され
近世城郭へと改修したお城なのであります。
1854年(安政元年)に東海地方一帯を襲った
安政東海地震により
天守は倒壊。
そのまま、
再建されることはなかったのであります。

現在の
天守は、
1994年に再建。
木造で再建され、
日本初の
木造復元
天守なのであります。
コンクリ城とは、ひと味違った趣のある城なのであります。
掛川城は、
高知城をモデルに再建されました。
それというのも、
高知城は掛川にいた
山内一豊が
高知に
転封されて建てたお城。
その時、
山内一豊は掛川
そのままに建てろと
命じたのであります。
掛川城は、
掛川城を
コピーした高知城を
それまた
完コピして再建されたのです。
掛川城は高知城の
レプリカ城だったのであります。
山田康雄をマネて
本物の
ルパン三世になっちゃった
栗田貫一の
ルパン三世の
モノマネをしているような城なのであります。

木造天守の中は、
とても
清々しいのであります。
無駄な
アミューズメント設備もなく、潔い。
やはり
木造天守には、
記念メダル刻印機や
プリクラは
不要なのであります。


木造天守内部掛川城の敷地内には、江戸時代に建てられた
二ノ丸御殿が現存し、
見学することが出来ます。
二ノ丸御殿は城主の公邸、藩の役所、
公式式典の場などとして
使用された
書院造の建物。
現存する
城郭御殿としては、
京都二条城など全国でも数カ所しかない
貴重な建物なのであります。
二ノ丸御殿
二ノ丸御殿には何点か
甲冑が展示されています。
その中には、
杉良太郎が
所有していた2体の
甲冑もあります。
杉良太郎は、松平忠喬、太田資俊と
歴代掛川城主の甲冑を
所有しており、
2017年に掛川市に
気前よく寄贈したのであります。
さすがは
金さん、隠していたのは
桜吹雪の彫りものだけでは
なかったのであります。

金さんが隠し持っていた甲冑二ノ丸御殿にはやはり
グッズ売り場があります。
しかし、
掛川城オリジナルグッズは
少ないのであります。
むしろあまりゆかりを感じさせない
真田グッズの方が
取扱が多いのであります。
全国の城に言いたいのでありますが、
どこの城もあまりゆかりのない
幸村に頼り過ぎなのであります。
掛川城には、
女房に頼る
一豊グッズで
勝負していただきたいのであります。
- 関連記事
-