以前、このブログで
京都 伏見稲荷に行った気分になれる神社として、
鎌倉の
佐助稲荷神社を紹介しました。
鎌倉 佐助稲荷神社⇒It's a Small 伏見稲荷 / 鎌倉 助稲荷神社そんな
伏見稲荷に行った気分になれる神社を
都内でも探しました。
見つけました。
その神社は、
東京都文京区にある
根津神社。
根津神社は、
東京十社の一社に数えられており、
本殿、拝殿、幣殿、唐門、楼門、透塀が国の
重要文化財に
指定されている歴史ある立派な神社なのであります。
根津神社の表参道は、
江戸城の真北を護る結界になっており、
いきなり
パワースポットなのであります。
根津神社 参道参道を抜け、
神橋を渡ると、
楼門がそびえ立ちます。
楼門の右側の
随身は、
水戸光圀公がモデルと言われています。
そう、
楼門が
黄門なのであります。

楼門社殿は
透塀に囲まれており、
唐門から中に入ることが出来ます。
社殿は江戸幕府第5代将軍・
徳川綱吉による造営。
本殿・幣殿・拝殿がひとつにまとめられた
権現造なのであります。

権現造の社殿建物には、
金色がふんだんに使われており、
ゴージャスなのであります。

さて、目的の
伏見稲荷コーナーは境内の片隅にあります。
伏見稲荷のように
千本鳥居があるのが
乙女稲荷神社。
命を育む女性の象徴として
お稲荷様を祀ったことから
「乙女」がつけられたのであります。
しかし、この広大な神社においては、
伏見稲荷コーナーは
メインスポットではないのであります。
乙女稲荷神社乙女稲荷神社は池の上にせり出すようになっており、
ちょっとした
舞台づくり。
なかなか風情があるのであります。
乙女稲荷神社の参道には、
伏見稲荷を彷彿させる
千本鳥居がずらりと並んでいます。
鳥居を
北から南に通り抜けると、
きれいに
邪気が祓われるといわれているのです。
そのことを
後で知りました。
訪問時は、そんなことは
つゆ知らず、写真を撮るために
千本鳥居内を右往左往していたので、
邪気を祓ったり、吸っちゃったり、結局どうなっているのかは判定不能。
ご利益があったのかどうかは、
お稲荷さんのみ知っているのであります。

北から南に抜けるべし鎌倉 佐助稲荷も本家
伏見稲荷に比べ、
鳥居の
細さが気になりましたが、
ここ
乙女稲荷の鳥居はさらに
細いのであります。
大きさもかなり小さく、
人がすれ違うのもやっとなのであります。
しかも、写真を撮るために後ずさりした時に触れた鳥居は
グラリと動き、
いかにもすぐ
倒れそうなのであります。
参拝の際は、鳥居に触れ、
千本ドミノ倒しにならないよう
くれぐれも
細心の注意を払っていただきたいのであります。

甘えキツネも神社の
グッズ販売コーナーでは、
様々なお守りと一緒に紙製の
縮小千本鳥居が売られていました。
これさえあれば、家庭内でも毎日、
伏見稲荷参り気分に浸れるのであります。
縮小 千本鳥居稲荷しかし如何せん、
紙製。
半年後には、
ヘナヘナになってしまうのであります。
半年後くらいの千本稲荷グッズ販売コーナーでは、見本はやっぱし
新品にしてほしいのであります。
というか新品にしていないと
買う気がしないのであります。
もしくは、ジェルのような塗料で
パリッパリにしていただきたいのであります。
グッズ販売コーナーでは、
おみくじも販売しています。
この神社のおみくじは、
オリジナルスタイル。
打ち出の小槌から、番号を書いた棒が飛び出るタイプなのです。
飛び出すくじ棒フツウ、
打ち出の小槌からは
福が飛び出てきますが、
凶が出てくる確率も意外と高いらしいので、油断してはならないのであります。
安心して
一寸法師気分にはなれないのであります。
根津神社がある谷中・根津・千駄木周辺地区は通称
谷根千と呼ばれ、
下町 風情が残るエリアとして人気があります。
根津神社の周辺も人気のたい焼き屋やうどん屋があったり、
散歩するのも楽しいのであります。
ぜひ散策してみてはいかがでしょうか?なんて締め方が
たびねすのようになってしまっているのであります。
いかんな。
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